「日本校と台湾のプログラム過去参加校がオンライン交流を行いました。」

2021年10月23日(土)、中央大学附属中学校(第10回日本語交流プログラム参加校)の中学生と台湾の美和科技大学(第10回日本語交流プログラム参加校)で日本語を学ぶ生徒たちが、約60分間のオンライン交流を実施しました。日本校生徒は学校の教室から個別に参加、海外校は各自宅から参加し、日本語で交流を行いました。なお、この交流はZoomミーティングを利用して開催しました。

【出席者】
日本:中央大学附属中学校 中学2年生5名、中学3年生4名、齋藤先生
台湾:美和科技大学 日本語を学ぶ生徒8名、ローリン先生(林先生)

1.台湾校生徒から日本校生徒への質問

最初に美和科技大学(以下台湾校)の生徒から中央大学附属中学校(以下日本校)の生徒に対して事前に聞いていた質問に対する回答がありました。「一番行きたい国はどこですか」「おすすめの日本の食べ物は何ですか」「台湾に来たら、まず何を食べたいですか」「日本人は、ユニバーサルスタジオやディズニーランドが好きですか。どんなイメージを持っていますか」といった質問がありました。日本校生徒はそれぞれの質問に対し、答えとその理由について日本語で説明しました。「一番行きたい国」についてはアメリカやヨーロッパの国などが多く挙がっていました。日本の食べ物では、「うどんとそば」や「和菓子」といった意見が多くあり、一方、台湾で食べてみたい食べ物は「小籠包」や「ルーロー飯」などを挙げていました。

2.フリートーク

後半はブレイクアウトルーム機能を利用して、4グループに分かれ、日本と台湾の生徒でフリートークの時間としました。台湾校生徒は積極的に日本語で話していて、日本校生徒も好きなアイドルや歌手の話、お互いの国の朝食について、台湾を訪れたら行った方がいいところ、おすすめの食べ物などについて聞いていました。
台湾校生徒の日本語レベルも全体的に高く、比較的スムーズに会話をすることができていました。フリートークは20分間ほど行いました。

フリートーク後、最後に全員で集まって代表生徒2名ずつ、感想を発表しました。台湾校生徒からは「くだらない(他愛もない)話が多かったかもしれませんが、とても楽しかったです」「交流して楽しかったです。日本の文化や生活など色々と知ることが出来ました」という感想がありました。日本校生徒からは「短い時間でしたが、ありがとうございました。台湾の方が日本の文化に詳しくて驚きました。いつか台湾に行って、中国語も勉強して台湾のことを知りたいなと思いました」「今日はありがとうございました。初めは緊張したのですが、すごく楽しく話せました。日本のアニメや漫画が台湾で人気があることに驚き、嬉しかったです」という話がありました。

3.まとめ

今回の交流は冒頭で接続に少し時間がかかってしまい、交流の時間が少し短くなってしまいましたが、後半のフリートークでは各グループ、積極的に交流することができました。次回の交流も決まっているため、次は更に深い交流が出来るのではないでしょうか。
日本校の齋藤先生からは「準備が上手くいかなくてすみませんでした。やってみて、台湾生徒のレベルが高くて、スムーズに交流に繋がったと思います。始める前は大学生や高校生と中学生の交流はどうなのだろう、と思っていましたが、年齢が違っても楽しく交流できるのだなと感じました」というコメントをいただきました。

引き続き、博報堂教育財団は日本校と海外校のオンライン交流実施のサポートをしていきます。オンライン交流を希望される学校は日本、海外を問わずぜひお問い合わせください。

博報堂教育財団
hakuho.gn@hakuhodo.co.jp

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