「日本とウクライナの学校がオンライン交流を行いました。」
2021年11月25日(木)長岡市立関原中学校(新潟県)の中学生とウクライナの12番学校の生徒たちが、約60分間のオンライン交流を実施しました。日本校・海外校ともに学校から参加し、英語での交流を行いました。なお、この交流はZoomミーティングを利用して開催しました。
【出席者】
日本:長岡市立関原中学校 中学生30名、高橋先生、末武先生
ウクライナ:12番学校の生徒23名、タチアナ先生、ドンチェバ氏(NPO チェルノブイリホステージ基金代表)
1.ウクライナ校生徒からの発表
末武先生とドンチェバ氏は10年以上に亘って交流を続けており、その一環として、今回は長岡市立関原中学校(以下、日本校)とウクライナの12番学校(以下、ウクライナ校)の生徒が交流を行いました。まずは、ウクライナ校生徒からウクライナのクリスマスや歌について、英語で紹介するビデオが上映されました。クリスマスの衣装に身を包んだウクライナ校生徒が丁寧に説明していました。最後にはウクライナ語での歌も披露してくれました。その後、ウクライナ校生徒たちが作ったクリスマスカードの紹介がありました。各自、自己紹介と自作したカードを紹介しました。時折、全員でクリスマスの歌を歌って場を盛り上げていました。
2.日本校生徒からの発表
ウクライナ校生徒からの発表終了後、次は日本校生徒からプレゼンを行いました。長岡の行事や名物について写真を見せて紹介したり、日本校生徒から英語でウクライナ校生徒へクイズを出題したりしました。
発表終了後、ウクライナ校生徒から日本校生徒へ次々と質問が上がりました。「好きなスポーツは何ですか」「ウクライナ語を知っていますか」「制服が気に入りました。みんな同じですか」などの質問がありました。中でも、「今回の交流、とても楽しかったです。皆さんは楽しかったですか。また会うことはできますか」という質問に対して、日本校生徒は「もちろんです!」と答えて、自然と拍手が沸き起こっていました。
3.まとめ
限られた時間の中での交流となり、お互いに十分な質問が出来なかった部分もありましたが、充実した交流ができたのではないでしょうか。日本、ウクライナの先生方からは次のような感想をもらいました。
末武先生:「ウクライナのみなさんの反応はとても良かったです。今回の会議をとても好意的に受け止めていただけたことがよくわかりました。」
ドンチェバ氏:「今日のオンラインミーティングを持てたことについて、感謝の意を表します。すべてとても素晴らしかったです。学校や生徒からも、とても好意的な感想をもらいました。また次回も交流が出来たらうれしいです」
引き続き、博報堂教育財団は日本校と海外校のオンライン交流実施のサポートをしていきます。オンライン交流を希望される学校は日本、海外を問わず、ぜひお問い合わせください。
博報堂教育財団
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