「日本校と台湾のプログラム過去参加校がオンライン交流を行いました。」

2021年12月23日(木)、中央大学附属中学校(第10回日本語交流プログラム参加校)の中学生と台湾の美和科技大学(第10回日本語交流プログラム参加校)で日本語を学ぶ生徒たちが、約50分間のオンライン交流を実施しました。日本校・海外校生徒はそれぞれ、学校の教室や自宅から個別に参加し、日本語で交流を行いました。なお、この交流はZoomミーティングを利用して開催しました。

【出席者】
日本:中央大学附属中学校 中学生5名、齋藤先生
台湾:美和科技大学 日本語を学ぶ生徒5名、ローリン先生(林先生)

1.全体での自己紹介

10月に行ったオンライン交流の2回目となる交流を行いました。美和科技大学(以下台湾校)、中央大学附属中学校(以下日本校)の生徒ともに1名を除き、前回も参加した生徒でした。まず、全体で日本校・台湾校教師も含めて簡単に自己紹介(名前、趣味)を行いました。自己紹介終了後、ブレイクアウトルームに分かれてフリートークをしました。

2.フリートーク

前半・後半20分間ずつ、それぞれ別のグループでフリートークを行いました。開始時、参加に時間がかかってしまったグループもありましたが、様々なテーマについて日本語でお互いに質問し合ったり、感想を言ったりしました。テーマは「冬休みなどの長期休暇について」、「好きなアニメ」、「好きなアイドル」、「飼っていた(る)ペットについて」など共通の話題で会話をしていきました。共通のテーマが見つかると会話が弾んでいました。特にペットについては、実際に今買っているペットを抱きかかえて見せたり、写真を見せたりして盛り上がっていました。

フリートーク後、最後に全員で集まって代表生徒1名ずつ、感想を発表しました。
台湾校生徒:「今日はめちゃくちゃ楽しみました。アイドルの話もあって、盛り上がりました。ライブとか曲とか、趣味の話がたくさんできました。ありがとうございました。」
日本校生徒:「今日は台湾のことはもちろん、日本のことも知らないことを知ることができました。ありがとうございました。」
感想を発表後、齋藤先生から本日のまとめがあり、この日のオンライン交流は終了となりました。

*次回交流は未定です。現在、計画中です。

3.まとめ

前回の交流と比べて、フリートークにより多くの時間を割けたため、前回より多くのことを話すことができました。まずは身近なテーマから少しずつ会話を進めている生徒の姿が印象的でした。また、マスクを装着していること・オンラインであることから、相手の表情が読みづらいと感じた場面もあったようです。
日本校の齋藤先生からは「詰まりながらも一生懸命話そうとしている姿をみると応援したくなりますし、(自分にもそんなステップがあったはずですし)スムーズに会話が進む方が楽しいかもしれませんが、会話が進むようなステージに引き上げるためのサポートも重要なのかなと個人的に思っております。」というコメントをいただきました。
引き続き、博報堂教育財団は日本校と海外校のオンライン交流実施のサポートをしていきます。オンライン交流を希望される学校は日本、海外を問わず、ぜひお問い合わせください。

博報堂教育財団
hakuho.gn@hakuhodo.co.jp

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