―まずは、先生ご自身について教えてください。

皆さん、こんにちは！

トルコのイト・マルマラ・アナドル・イマーム・ハティップ高校のラービアと申します。

イスタンブールに住んでいます。高校生の時、日本や日本語に興味があって、大学で日本語を勉強しました。現在は生徒たちに日本語を教えています。

生徒たちも日本や日本人が好きで、色々知りたいと思いますから、生徒たちにオンライン交流により、日本学校の授業やクラブ活動、学生生活について色々学ばせたいです。

これにより、生徒たちは共通点や違いを発見して、相互理解を深めることができると思います。もし姉妹高校の機会もあったら、嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。

―学校について教えてください。

1) 2016年にイスタンブールに設立され、イスラム教の授業に加え、科学的な授業もある５年間の男子高校です。伝統と過去に学び、正しく現代を理解し、 イスラームの原則に基づく未来を創造をミッションとしています。日本語学科は2020年に開講しました。一年間目的の言語の勉強には、英語とアラビア語に加え、日本語もあります。

2) 教育プログラムは 外国語（英語・日本語・アラビア語）や、科学、社会、数学、イスラム科学、技術など。当校に食堂、カフェテリア、体育館、図書館、化学アトリエ、講堂、フットボールコートなどがあります。

3)全校教師数は７０人ですが、日本語部は３人です。全校生徒数は７００人ぐらいです。

4)当校に毎年「サッカー大会」が行われています。チームの中に生徒と先生もいます。上位３チー厶はカップを勝ちます。

「事業家会議」という会議では、テクノロジーや、科学などの分野から専門家の人々や、有名な人々が発表し、生徒たちに感激させます。

「日本デー」という日本語部の生徒たちから行われているその文化活動があります。

5)当校はイスタンブールにおける 最高地点の一つ、キュチュク・チャムルジャ・テペスに位置します。 アナトリア側の広大な地域、海に浮かぶ島々を 一望できることに加え、地下鉄やバス等の 交通網の中心となる場所です。

イスタンブールは歴史ある都市であり、観光名所が盛りだくさん。トプカプ宮殿やアヤソフィア、ブルーモスクなどの世界遺産はもちろん、ボスポラス海峡クルーズやハマム、グルメなど楽しみが満載です。もしトルコに旅行したいと思ったら、当校の生徒たちも案内してくれると思います。

―日本語の授業について教えてください。

当校はトルコの高校で唯一日本語学科のある高校です。

その学科にアニメや漫画など日本や日本文化に興味を持つ生徒もいるし、日本語について何も分からなくて面白そうと思って日本語を勉強している生徒もいます。

日本の大学で勉強したいと思っている生徒たちもほとんどいます。現在日本語部に９０人がいます。

２０２３年９月から１２０人ぐらいになります。授業は教室で週に２８回です。

文法・会話・購読・聴解・作文などの授業があります。生徒たちは１年間の日本語勉強の結果で、N４※レベルになります。

１年間の勉強の後の日本語の授業は減ります。高校一年生になった生徒たちは一週で５回、高校二年生になった生徒たちは週で２回です。生徒たちは高校を卒業するまでN３※のレベルになることができます。

※JLPT日本語能力試験