オンライン交流についてのQ&A

⽇本の中学校の教員として、積極的に海外との国際交流や当財団主催の交流プログラムなど、たくさんのオンライン交流に取り組んでおられる経験豊富な先⽣に、オンライン交流ついてお聞きしました。
事前準備から実施までのプロセス、実施での注意点、進⾏上のポイント、そして校内での同意の取り⽅など、オンライン交流を成功に導くあれこれについてお聞きしています。
これから、オンライン交流を始めてみようとされている先⽣、是⾮ご参考にしてみてください。

Q.オンライン交流の事前準備〜本番までの進め⽅を教えてください。
A. ※詳細は「オンライン交流 進め⽅ガイド」 こちらをご覧ください

Q.授業計画書の書き⽅のコツなどはありますか︖

A. 学校⻑の承認をとるためには、説得できる「オンライン交流」授業計画書がとても重要です。⼤掛かりなものを作らなければならないと思いそうですが、たったA41枚で⼤丈夫です。わかりやすく、シンプルに、「これなら教育効果の高い交流ができそう」と学校⻑及び上⻑に思わせる内容にしたいです。

ポイントは、
✔「オンライン交流」実施の⽬的と内容は、実施する教科と連動した内容を記載する。
✔ ⽬的、期⽇、タイムテーブル、交流の内容、相⼿校のプロフィールなど、ある程度実施できそうなぐらいまで内容を詰めて提案する。
✔ ⽂科省の学習指導要項から「オンライン交流」に活用できる内容を選択し、計画書に盛り込むと効果的。
✔⽂科省の後援プログラムであるため、参加することによるメリットが大きいことをアピール。

◉ 授業計画書の雛形を⽤意してます。教科の⽬的をすこしアレンジすればそれで完成︕
*PDFはこちら

Q.「オンライン活動における個⼈情報取扱いに関する同意書」への承諾はどうやってとられましたか︖

A. 参加⽣徒全ての同意書を回収するのはとても⼿間がかかります。
ただし、参加するからには必要な条件なので、必ず承諾してもらわなければなりません。
そのためには、活動⾃体への理解と同意書への承諾の必要性について丁寧な説明が必要です。
保護者向けの依頼⽂を⽤意する必要があります。
また、⽣徒に対しても、オンライン交流に参加するためのルールを徹底することは、
個⼈情報の取り扱いの重要性を学ばせる絶好の機会となります。学校・保護者と博報堂教育財団が正式に同意書・承諾書を取り交わす姿を見せることで生徒たちは多くのことを学ぶものと考えています。

Q.「オンライン交流」できる教科は何ですか︖

A. 全ての教科で実施可能です。まずはご⾃⾝の担当教科で実施してみるのがスムーズです。
担当教科であれば⾃分(先⽣)の授業時間内でもできるし、交流の内容も企画しやすいです。
まずはお互いの紹介(⾃⼰・学校・地域など)から始め、教科と連動した内容でお互いの国の⽐較してみるなど、回を重ねながら交流を深化させていくのが良いと思います。

Q.相⼿校(海外校)との調整のポイントを教えてください

A. 相⼿校と相談しながら内容を詰めていくやり⽅だとなかなか前に進みません。⽇本校が主導して、どんな交流をしたいか、どんな⽅法でしたいか、時期や時間など、ある程度こちらで概要を決め、そして詳細を相⼿校と調整しながら進めていくスタンスが、良いと思います。

ポイントは、
✔ 取り決める事で⼀番難しいのは⽇程調整です。まず第⼀に⽇程の調整を⾏いましょう。
✔ 海外校とは時差があります。海外校の時差を考慮して、交流できそうな時間帯を3つ程度提案しましょう。その中で海外校との共通の時間帯を30分程度確保できれば交流は可能です。
✔ 本番までは、事前にメールかチャットで連絡をとります。実施まで2回〜3回ぐらい⾏います。
✔ 交流の内容、当⽇の進⾏、そして⽣徒への案内や実施準備などについては、1ヶ⽉前ぐらいからで⼤丈夫です。

Q.オンライン交流の参加⼈数は何⼈ぐらいが⼀番ベストですか︖

A. クラス単位の程度が⼀番良いと思います。学年や学校単位になると場所も広いスペースになり、⼈数も多くなると集中⼒がなくなります。時間も調整しやすいので、まずはクラス単位の30 ⼈〜40 ⼈程度がよいと思います。
交流の内容や相⼿校の参加⼈数によっては、少⼈数グループや、体育館で全校⽣徒でやるとか、いろんなバリエーションがあってもおもしろい交流ができると思います。
今後は、⾃宅からの参加もありうるでしょう。その場合、双⽅の教師も必ず参加すれば同様の交流ができるようになると思います。

Q.本番に必要な機材は何ですか。

A. 教室で実施する場合、最低限必要な機材は、PC、スクリーン&プロジェクター、通信環境です。

✔ PC はカメラ付きでなければWEB カメラが必要です。
✔ 相⼿校の⾳声を教室内で聞くために、PC ⾳声を出⼒するスピーカーがあれば便利です。
✔ Wi-Fi 環境でも問題ありませんが、できれば有線が好ましいです

*通信環境が教室にない場合は、モバイルルーターをご準備ください。
✔ 発⾔者は、PC の前で⾏えばマイク付きのPC であれば問題ありません。

Q.当⽇の進⾏は、先⽣がやった⽅がよいですか、それとも⽣徒でしょうか︖

A. 初回は先⽣が主導権でやったほうがよいですね。

⽣徒(代表)がやった場合、満⾜度や達成感は⾼いが、オンライン交流の場合、機材や通信の不具合やコミュケーションの不安など、予定通りにいかないことが時々起こります。
また、⽣徒主導の場合、全ての⽣徒が関われない状況になることがあります。リードする生徒たちは自分の役割をこなすことで精一杯となり一般生徒に配慮することは難しいです。不測の事態に対応したり、全ての生徒が集中して参加できるよう気を配ったりするためにも最初のうちは教師主導がベストです。
回を重ねていくうちに、⽣徒にやらせてみるのもおもしろいと思います。

Q.事前に、伝わる⽇本語の練習は必要ですか︖

A. 交流できる海外校⽣徒は⾃国で⽇本語を学習している⽣徒ですが、⽇本語レベルは様々です。
⽇本校⽣徒は、海外校⽣徒へ伝わる⽇本語を使⽤することがとても重要です。

財団では、伝わる⽇本語のレクチャーもやっているので、事前に⽣徒に講座を設けることをお勧めします。
また、講座により相⼿に伝えるためには、どうすればよいか考えることはと、⽣徒にとってもとても⼤事です。

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